ブーゲンビリアにアカバナ、シダや蝶、サンゴにヤドカリ、フーチバにゴーヤ、ナーベラ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ……。沖縄のテキスタイルデザイナー〈MIMURI〉のテキスタイルには、沖縄の風景が描かれています。

「オリジナルプリントには、庭・海・野菜・果物・花と5つのシリーズがあります。最初に描いたのは庭でした。東京から石垣に帰ったときに、おばあちゃんの家の庭を描いたものです。そのお庭が本当に広くて、いろんな植物や生きものがいるんですよ!」

「以前東京で活動していたときは幾何学模様ばかり描いてました。ところが、地元の石垣に戻ったらするすると絵を描くようになって。海も植物も生きものも、やっぱり沖縄にはこんなにたくさん描きたいものがあるー! って(笑)」

そののち、那覇に移って構えたアトリエは、牧志公設市場にほど近い場所。MIMURIさんが目にするものは石垣の自然から、沖縄の生活に。「暮らしの中で目にする景色が絵のモチーフになるので、自然に野菜とか果物とかを描くようになりました」

そうして生まれた絵を「持ち歩く」というコンセプトで、制作しているのが洋服や雑貨。それは、小さな沖縄を携えているような、沖縄の光や色を身に付けるような、ハッピーな気分にさせてくれます。「自分の生活の中にあるものを描いているので、それが描かれたアイテムが、誰かの生活の中の風景の1つになるんだなぁと思うと、うれしいです」

最近彼女がスケッチしているのは猫。「地域猫の保護活動をしているので、猫と触れあうことが増えて。沖縄の猫って、人懐っこくて、東京の猫よりちょっと骨格が小さいんですよ」バッグの中にはいつも猫のおやつを忍ばせて、街へ散歩に出かけます。桜坂で、ノートに猫をスケッチしながら、「まだまだ描きたいものは日々たくさんあるの!」とMIMURIさん。「お祝いの伝統菓子、アイスクリン、沖縄の建築も気になります」

MIMURIさんが布の上に表現する、沖縄の風景。それは、写真で見るよりも印象的で鮮やかなのです。

MIMURI那覇市松尾2-7-8http://www.mimuri.com/

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